森将軍塚古墳の周辺からは、直径3mから20mほどの小さな円墳が、13基見つかっています。これらの古墳は、5世紀はじめころから7世紀後半ごろまでの間に、次つぎと造られたものです。採石で削られた尾根部分にも古墳があったので、当初はもっと多くの古墳があったと考えられます。森将軍塚古墳の主と関係の深い集団の代だいの有力者が葬られたのでしょう。

 2号墳は、5世紀のはじめに造られた直径20mの円墳で、円墳群の中で一番大きく、しかも最初に造られた円墳です。墳丘の裾には、円筒埴輪を中心に朝顔形埴輪などが1mほどの間隔で並べられ、たくさんの土器が見つかりました。

 墳頂には、箱状に石を組み合わせた長さ5mほどの石棺があり、40歳ぐらいの男女二人が埋葬されていました。


 3号墳は、森将軍塚古墳のくびれ部に造られた直径 6mの円墳です。長さ 4.6m、幅 1m、高さ 1mの横穴式石室を設けており、6世紀後半から7世紀前半にかけて3回の埋葬がおこなわれています。石室内からは馬具をはじめ、矢じりや玉などの副葬品が見つかっています。横穴式石室や馬具の副葬などは、古墳時代後期の古墳の特徴の一つです。


 

4号墳

 

 

9号墳

 

3号墳